小学生の夏休み自由研究向け工作★トイレットペーパーの芯を使った簡単工作の作り方

突然ですが、芯が付いているトイレットペーパーの方が

付いてない物より安いのは何故なのでしょうか。

毎回トイレットペーパーを使い切る度、そこから出る芯の扱いに困るというのに、

芯が付いている方が安いのではそちらを買わざるをえません。

何と阿漕な商売でしょうか！（笑）

冗談はさておき、トイレットペーパーの芯の扱いに困るのは事実です。

出典：nanapi.jp

捨てなければ溜まる一方なのに、何かに使えそうな気がして捨てられない…。

そういうわけで今回は、トイレットペーパーの芯を使って作る

自由研究の工作について見ていこうと思います。

芯ありのトイレットペーパーを使われている方は、

この機会に有効活用してみては如何でしょうか。

夏休みの自由研究 工作１、ぽっくり

大きめの空き缶に紐を括り付け、紐は手で握り、

缶は踏んでそのまま竹馬のように歩く……そんな遊びを『ぽっくり』と言うのですが、

今ではあまり見かけなくなりましたね。

一昔前までは多くの子供がぽっくりで遊ぶ光景を見られたものですが、

こんなに楽しい遊び、廃れさせるには勿体無いですよね。

そこでトイレットペーパーの芯を使って、このぽっくりを作っていこうと思います。

（１）まずは材料となるトイレットペーパーの芯を14本用意します。

結構な数なので、コツコツ貯めていってください。

そして2本ずつセロテープで巻いていき、これを6セット作ります。

2本余るかと思いますが、これはそのままで構いません。

（２）6セットの内2セットに余った1本を足し、3本組みを2セット作ります。

これで2本組が4セット、3本組が2セット出来ましたね。

（３）次に3本組1セットと2本組2セットを取り付け、7本組にします。

（４）外れないように7本組をガムテープでグルグル巻きにします。

同様にして、7本組をもう1セット作ります。

（５）2m程の紐を2本用意し、下図のようにしっかりと結びます。

（６）2セットとも紐を結び終えたら完成！

出典：merchen.blog.ocn.ne.jp

トイレットペーパーの芯は側面を押すと簡単に潰れますが、

縦に潰すのはなかなか難しい。

それが束になったとすれば、例え大人が乗っても潰れないくらいの強度になります。

手足などの良い運動にもなりますので、是非親子一緒に遊んでみて下さい。

夏休みの自由研究 工作２、万華鏡

ぽっくりは少しマイナーな物でしたが、次にご紹介する万華鏡は大抵の方が

一度は覗いた事があるのではないでしょうか。

キラキラと光る摩訶不思議な世界がそこには広がっているのですが、

その正体はこれまた一度は目にした事があるであろうビーズです。

これはつまり、ビーズさえあればあの万華鏡が作れてしまうという事です。

とは言え本当にビーズだけで万華鏡を作るのは不可能ですので、

早速使う材料を確認していきます。

・トイレットペーパーの芯

・プラ板

・折り紙（黒）

・厚紙（『縦1cm、横12cmの長方形』と『直径4cmの円』の2枚）

・ビーズ

・カラーセロハン

・カッター

・セロハンテープ

・はさみ

・油性ペン

・ボンド（乾くと透明になるもの）

それでは、作り方を見ていきましょう。

（１）まずはプラ板を10センチメートルの正方形に切り、

三等分（約3.3cm間隔）になるよう目立たない所に印をつけておきます。

そしてその印に沿ってカッターで軽く切れ込みを入れ、

三角形に折り曲げてセロハンテープで留めます。

（２）そうして出来た筒を余ったプラ版に載せ、底面になぞって線を引きます。

更にその5ミリメートル外側に線を引き、その外側の線に沿って切り取ります。

同様にして、これを2つ作ります。

（３）筒に黒い折り紙を巻き付け、セロハンテープで留めます。

この時、折り紙の黒い面が内側に来るようにします。

（４）底面に（２）で切り取ったプラ板を載せ、

はみ出した部分を折り曲げてセロハンテープで留めます。

（５）底面から5mmはみ出すようにして厚紙を巻き付け、セロハンテープで留めます。

（６）ビーズや細かく切ったセロハンなどをプラ板の上に散らばせ、

もう1枚のプラ板でフタをしてセロハンテープで留めます。

（７）ビーズを入れた底面を下にした状態でトイレットペーパーの芯の中に入れ、

縁にボンドを塗ります。

（８）円状の厚紙の中心に直径1cmの穴を空けて貼り付けます

（円の大きさが合わない場合は各自調整して下さい）。

最後にフェルトや折り紙などで飾り付けたら完成！

出典：kids.nifty.com

万華鏡はその構造こそ単純ですが、ビーズなどが光を反射して作り出す模様は

実に複雑で、複雑であるからこそ美しいと言えます。

是非作って頂き、その美しさを知ってほしいと思います。

夏休みの自由研究 工作３、けん玉

これまた懐かしい玩具、けん玉をトイレットペーパーの芯で作っていこうと思います。

小難しい事は考えず、100%遊んで楽しむためだけの工作ですので、

自由研究としてはちょっと物足りないかもしれませんね。

でも楽しければ問題ありません（笑）

（１）まずはトイレットペーパーの芯の片側を下図のように切りましょう。

3cmくらい残して切っていきます。

（２）切り残した部分に50cmくらいの紐を括り付けます。

（３）もう1本トイレットペーパーの芯を用意し、下図のようにはめ込みます。

はずれないようにセロテープで表も裏も固定しましょう。

（４）紐の先端にアルミホイルを括り付けます。

（５）トイレットペーパーの芯より大きくなるように、アルミホイルを丸めていきます。

（６）最後に折り紙やシールで飾り付けたら完成！

出典：merchen.blog.ocn.ne.jp

ぽっくり、万華鏡、そしてけん玉。

適当に紹介しているように見せて、実はちょっと昔懐かしい

玩具の作り方をご紹介していたのです。決して偶然などではありませんよ！（笑）

「昔の方が良かった」なんて事は言いません。

昔は昔、今は今です。

しかしぽっくりの項目でも言いましたが、せっかく楽しい遊びがあるのに

それが忘れ去られていくのは勿体無いですよね。

昔流行った玩具を作ってそれを今の子供達にも知って楽しんでもらう…

それはそれで立派な自由研究なのではないでしょうか。