小学生の夏休み自由研究向け工作★船の簡単な作り方
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今回ご紹介するのは夏休み自由研究の工作におすすめの『船』の作り方です。
もちろん、模型のようにただ飾るだけの船を作るつもりはありません。
実際に水の上に浮かべる事が出来て、水面をスイスイ進む事が出来るような、
そんな船の作り方をご紹介していきます。
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小学生の夏休み自由研究向け工作1、 パタパタ船
ゴムの元に戻ろうとする力を利用し、羽がパタパタと水をかいて
進むというシンプルながら楽しみがいのある船です。
作り方も簡単ですので、手っ取り早く自由研究を済ませたい子にオススメかも(笑)
【材料】
・牛乳パック(1Lを1個)
・竹串
・輪ゴム(3本)
・ストロー
・ハサミ(あるいはカッター)
・千枚通し
・接着剤
・ホチキス
【作り方】
(1)牛乳パックを縦半分に切り取り、先端にゴムを引っかけるための切込みを入れます。
更に残った牛乳パックから3cm×4cmの羽を2枚切り取ります。
(2)後ろから6.5cmのところに穴を空け、そこに竹串を差し込みます。
更にストローを3mmに切って、竹串の両側に通します。
ホチキスを使って羽を竹串に固定したら、接着剤を使ってよりしっかりと固定します。
接着剤が固まったらホチキスの針は取ってしまって構いません。
(3)下図の通りに輪ゴムを竹串にかけたら、ここも接着剤で固定します。
そうしたら輪ゴムを3本繋げ、(1)で入れた切込みに引っかけます。
これでパタパタ船の完成!
出典:www.meg-snow.com
羽を回してゴムを巻き、水の上でそっと手を離してあげれば後は
パタパタと羽を動かして水面を進み始めます。
欠点を挙げるとすれば、巻いた分しか動かず長距離走行には向かない事です。
しかしこれで終わりではありません。
次はもっと画期的でもっと進む船の作り方をご紹介致します。
小学生の夏休み自由研究向け工作2、ポンポン船
パタパタ船の次はポンポン船です。
ポンポン船もその名の通り、水をポンポン噴射してその推進力で進む船です。
どうやったら水を噴射出来るのかなどは、
一通り作り方を説明し終えた後に触れていきたいと思います。
まずは材料を確認します。
・牛乳パック(500mlを2個)
・竹串
・アルミパイプ(4mm以下のパイプを1mくらい)
・ろうそく
・ハサミ(あるいはカッター)
・千枚通し
・単2電池
(1)牛乳パックを縦に4.5cm程の高さに切ります。そして底に穴を2cmの幅で2つ空けます。
(2)もう1つの牛乳パックの底を高さ5mmのところで切り取ります。
更に竹串を1cmの長さに2本切り取り、底に突き刺して接着します。
(3)アルミパイプを単2電池にグルグルと巻き付けていきます。
途中でアルミパルプが折れたり潰れたりしないよう力加減に注意しながら行いましょう。
(4)(1)で開けた穴にアルミパイプを差し込み、
(2)で作った台の上にろうそくを載せたものを牛乳パックに設置します。
ちょうどろうそくの真上にアルミパルプが来るように調整しながら設置して下さい。
これでポンポン船の完成!
出典:www.meg-snow.com
完成したところで、早速動かしてみましょう。
まずは口に水を含んだままアルミパルプの片方を咥え、
反対側から水が出てくるまで吹き込みます。
すぐさまアルミパルプの先を指で抑え、水面にそっと置きます。
そしてろうそくに火を付けると、パイプの中の水が温まって吹き出し、
吹き出した分だけまた水を吸い上げ、また吹き出しを火が消えるまで繰り返します。
そして水を吹き出す際に生じる推進力を利用し、
ポン、ポンという音と共に船が前進します。
小学生の夏休み自由研究向け工作3、独りでに進むボート
最後は発泡スチロールトレイと接着剤を利用し、モーターやエンジンなどの
動力源が無くとも勝手に進む不思議な船を作っていこうと思います。
見た目は一番シンプルですが、その原理は他の2つと比べて一番難解かもしれません。
【材料】
・発泡スチロールトレイ
・爪楊枝
・折り紙
・両面テープ
・ハサミ
・工作用接着剤(有機溶剤系のもの)
・洗面器
・ボールペン
【作り方】
(1)まず発泡スチロールトレイを縦8cm、横5cmに切り取ります。
(2)更にボートの形になるよう切っていきます。
(3)余った発泡スチロールトレイや爪楊枝、
折り紙などを使ってボートを好きなように飾って下さい。
これで船本体は完成です。
(4)洗面器に水を入れ、ボートの後ろに接着剤を塗ります。
そして洗面器の水に浮かべると、ボートがなんと前に進み始めます!
出典:suntory.jp
水は『水分子』という小さな粒が集まって出来ています。
そして分子は出来るだけ小さくまとまろうと、互いに引っ張り合っています。
この働きを『表面張力』と言います。
コップに溢れんばかりの水を注いでも、
ギリギリのところで零れないのもこの表面張力が働いているからです。
しかし、プラスチック用の接着剤などには水の表面張力を弱める『有機溶剤』
という成分が含まれています。
接着剤をボートの後方に塗る事で船より後ろ側の表面張力が弱まり、
船は水の表面張力に引っ張られて前に進むというわけです。
簡単に例えるならば、2人の人間(水分子)が互いに船を引っ張り合い、
上手い具合に力が釣り合っていたのに突然片方が船を離したために、
もう片方がそのまま船を引っ張って行ってしまった、という感じです。
水上の船を前進させていたのはモーターでもエンジンでもなく、
他ならぬ水の仕業だったという事ですね。
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